7月9日、県の研究機関から畜産学科で飼養する繁殖メス牛(黒毛和種)に適した優良和牛の凍結精液(遺伝資源)を受け取りました。
畜産学科の1年生が、運び込まれた凍結精液(専用ストローに封入されています)を農大の保管用タンクへ手際よく移し替えました。
移し替えを担当した1年生は、とても緊張した様子でしたが「凍結精液がとけないように迅速に作業すること」「凍結精液を保管するタンクに充てんする液体窒素の量は、1か月に1度必ず点検すること」など短時間で重要なことを学びました。
今後、歴代の先輩達が大切に育ててきた繁殖メス牛が発情を迎えた時、この精液を用いて人工授精を行います。優良な子牛を生産してきた畜産学科の伝統はしっかり受け継がれていくことでしょう。
液体窒素の中でストローを移動させます
7月12日、農業大学校農業部農学科では選択科目「農業協同組合論」の一環として、学生9名が校外学習に出かけました。
最初に、光センサーにより春メロン、アールスメロン、大玉トマトの糖度等を管理しているJA茨城旭村果物管理センターを訪問しました。センターでは、生産者だけでは難しい品種検査や管理、トレーサビリティ導入による生産者の顔の見える化、メロンの安定出荷などについて学びました。
続いて農産物生産と加工・販売を行っている農業法人深作農園有限会社を訪問し、農産物の付加価値について学習しました。深作勝己 社長から6次産業化の経緯や、儲かる農業を達成した後の事を考えておかないと仕事がつまらなくなること、加工品を出すことで年間販売できることを学びました。
学生は質疑応答を通して、品質管理及び6次産業化に対する理解をより深めることができました。
農業法人 深作農園有限会社
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